今日はおススメの本をご紹介します。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者:岸 見一郎、古賀 史健
簡単に概要を知りたい方向け
アドラー心理学をわかりやすく解説した対話形式の本です。自己肯定感の重要性や、他者との関係性の築き方など、ビジネスだけでなく人生全般に役立つヒントが詰まっています。
ポイント
- アドラー心理学の考え方を日常生活に活かせる
- すべての悩みは対人関係の悩みであるという視点
- 勇気を出して「嫌われること」を恐れずに自分の意見を言えるようになる
こんな方にオススメ
- 人とのコミュニケーションに悩んでいる方
- 自己肯定感を高めたい方
- より良い人間関係を築きたい方
少し熱く語ってもいいよ、という方向け。人生に迷ったら、この一冊を手に取ってみてほしい。それが「嫌われる勇気」
「嫌われることを恐れない生き方」という一見矛盾とも思えるテーマを掲げたこの本は、アドラー心理学をわかりやすく解説した対話形式で書かれています。
主人公の青年が哲学者に悩みを相談する中で、私たちは様々な気づきを得ることができます。特に印象的なのが、「課題の分離」という考え方です。これは、自分の課題と他人の課題を区別し、それぞれが責任を持って解決していくべきだという考え方です。
人間関係の悩みは、多くがこの「課題の分離」ができていないことが原因だと本書は指摘しています。
例えば、
- 仕事で部下がミスをしたとき、つい怒ってしまう
- パートナーが自分の思い通りに動いてくれないと、イライラしてしまう
といった経験はありませんか?
これらの場合、私たちは相手に対して「こうあるべき」という期待を抱き、それが裏切られたと感じると怒りや不満を抱いてしまいます。
しかし、「課題の分離」の考え方を理解すれば、これらの感情はすべて自分の課題であり、相手を変えることはできないことに気づきます。
大切なのは、相手を変えるのではなく、自分がどう行動するかを考えることです。
具体的には、
- 部下がミスをした場合はなぜミスをしたのか原因を分析し、改善策を一緒に考える
- パートナーが自分の思い通りに動いてくれない場合は、相手の意見を尊重しお互いに納得できる落としどころを見つける
といったように、相手と協力して課題を解決していくことが重要になります。
「嫌われる勇気」は、
- 人間関係の悩みを解決したい
- 自分らしく生きられるようになりたい
- より良い人生を送りたい
といった方にオススメの一冊です。
私も実際にこの本を読んで、他人の目を気にすることなく、自分の価値観に基づいて生きることの大切さや、人との関係性において、お互いを尊重することの重要性を学びました。
少し人生に迷っているなと感じたら、この本を手にとって自分自身の「勇気」を見つけてみてください。
仕事で行き詰まったとき、人間関係に悩んだとき、自分自身を見つめ直したいときなどにオススメの一冊です!
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